harakucom’s blog

アラフィフおっさんのサーフィンについてあれこれ

道具を揃える:リーシュコード

サーフィンをする際、サーフボードと体をつなぐ紐を「リーシュコード」と呼びます。

 

様々なブランドから発売されておりますが、長さ、太さ、

足首またはヒザ下用(こちらはロングボードの上を歩く方用となります。)

色といった違いがあります。

 

初心者であればFCS等有名ブランドのもので

径が太いものを選んでおけば良いかと思います。

 

 

ただ、紐(樹脂)の透け感があったり、布(繊維)で覆われていたり

絡み防止のリングがついていたり(今はないのかな?)と様々あり

足首のつけ感も好みが分かれますのでネットの画面上だけで決めず

実店舗でお選びになる方が良いと思います。

 

また、リーシュコードには5,6,7,8,9,10フィートといった長さがあり、

お持ちのサーフボードと同じような長さのものを揃えてください。

 

短いと、海でもまれた際、サーフボードとぶつかりやすくなり

長すぎると取り回しずらくなります。

 

メーカー推奨によれば1年に1回交換することをお勧めしておりますので

中古品等は手を出さない方が良いかと思います。

 

リーシュコードを購入するとリーシュコードと

リーシュカップ(サーフボードに埋め込まれているリーシュを取り付ける場所)

を繋ぐ短い紐(ヒモ)がついております。

 

その紐はU字にして端と端を揃えて二重止め結びしてあります。

 

U字になった方からリーシュカップに通して、

飛び出した隙間に結んである方をくぐらせて付けます。

 

その際に紐が長いようであれば短く結び直して余分な部分を切ってください。

 

この紐が長くサーフボードの端まで届く場合、

海でもまれたときに圧力がかかり

サーフボードに食い込んで傷を付けてしまう恐れがあります。

 

こちらの紐もリーシュコードを購入した際に交換しておくと良いかと思います。

 

また、もっと強力にリーシュコードを付けておきたいと思う方には

「リーシュロック」という商品があります。

 

 

300円弱なのでサーフショップなどで見かけたら

リーシュコードと同時に購入しておくと良いかもしれません。

色も様々なものがあるので、選ぶのも楽しいですよ。

 

リーシュコードの足側はスタンス(立つ方向)によって付ける場所が変わります。

 

右利きで多いのが、進行方向に左足前、右足後ろの「レギュラースタンス」

こちらは後ろ足となる右足首に着けます。

 

逆の立ち方である「グーフィースタンス」(右足前、左足後ろ)は

左足首に着けます。

 

ただの紐ですが、されど命をつなぎ留めるものです。

私も海で切れて絶望を感じた事もございます。

なので、ネットだけで選ばず、しっかりとした

自分好みのもの見つけて安全にサーフィンを楽しんでください。

 

ではでは

 

 

 

本日の波楽さんー鉾田

今日は鉾田に行ってまいりました。

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オンショアでジャンクな波でしたが、

なんとか乗る事はできましたよ。

 

暑さ寒さも彼岸までと言い伝えられている通り、これから肌寒くなってくるかと考え、夏仕様の乗り納め的な感じでした。

 

こんな日でも楽しい気分になるのでサーフィンは最高です。

 

明日から1週間頑張れそうです!

 

ではでは。

 

道具を揃える:サーフボード

サーフボードには大まかに

ロングボード

「ファンボードまたはミッドレングス」

「ショートボード」

といった3つのサイズがございます。

 

ハワイ発祥のサーフィンですが

始めは長い木の板を削り波に乗って遊んでいたそうです。

 

それをアメリカ本土、カリフォルニアに持ち帰り発展させたのが

現在、私たちが知るサーフィンの元となっています。

 

薄い板を細かい発砲スチロールのようなものではさんだ

ブランクスフォームと言われるものをヤスリで削り

サーフボードの原型を作ったら

ガラス繊維を巻いてエポキシ樹脂で固めて

できたものが一般に出回っているサーフボードとなります。

 

身長の倍近い長いものから段々と短くなっていき、

オリンピックで五十嵐カノア選手が乗っていたような

最先端のショートボードへ進化したそうです。

 

ロングボードとは厳密に言うと

長さが9フィート(274.32㎝)以上あるものだそうですが、

単純に長いものを指します。

 

浮力があるのでパドリングがしやすく、

テイクオフ(進みだし、立ち上がるまで)が早いのですが

長いので取り回しずらく、

掘れた波(斜面が急な波)では乗りにくいだけなく

スープ(白波)が厚いと浜に戻されやすいです。

 

あなたがホームと考えている海が

遠浅で穏やかな(メローな)波であれば

ロングボードでも良いですが

初心者には扱いが難しいです。

 

逆にショートボードは

短いので持ち運びをはじめ

取り回しがしやすく

プロの派手なアクションに憧れ

エントリーボードとして私をはじめ

多くの方が選びます。

 

ですが板の厚みが薄く、

長さも短いので

ある程度スキルがないと

コテンパンにやられ

スタート台にも立てないほど

成長が出来ません。

 

私の友人も何人か撃沈し去っていきました。

 

そのため初心者には

ある程度長く

板の厚み、幅があり

テイクオフがしやすいけれど

取り回しがしやすい

「ファンボード」まはた「ミッドレングス」

と呼ばれるボードが最適です。

 

よほどの上級者でなければ派手なアクションは出来ませんが

まずはテイクオフして立ち上がり、

波の起伏に合わせて乗り継ぐことができます。

 

初心者まはた成長を感じていない方は

一度、現在のボードを封印し

「ファンボード」まはた「ミッドレングス」

でサーフィンして見てください。

サーフィンに必要な道具

サーフィンを始めるにはまず道具を揃えなければなりません。

最低限必要なものは
「板(サーフボード)」
「フィン」
「リーシュコード」
は当たり前ですが、
「ワックス」
「ボードケース」
「ウエットスーツ」
「バスタオル」
「バケツ」
「ポリタンク」
「サンダル」
「日焼け止め」
「ワセリン」
「耳栓」

などがあります。


持っておくと便利なものは
「帽子」(あご紐や流れ止めのクリップが付いているもの)
「シャワー」(ポンプ式、電動式)
「綿棒」
などがあります。

サーフィンを始めるには

サーフィンを始めるには

まず「道具」を揃え、
「足(移動手段:車など)」を確保し、
サーフィンができる「場所」「海のルール」

知らねばなりません。

 

●道具を揃える

最初から道具を全てブランド物や新品で揃えようと思うと

例えば
ボード12万
ケース1.5万
リーシュコード6千円
ワックス600円
ウエットスーツ7万円
etc・・・

などと総額20万円以上必要となります。


各々の道具の特徴やおススメ品は後述いたしますが

初心者であるならば冬用のウエットスーツセミドライ等)と

リーシュコード(板と足をつなぐ紐)以外はお金をかけず

初心者向けセットや中古品、オンラインショップなどを

活用したりして、手ごろな物を揃えるだけで十分です。


特に初心者向けのサーフボードは中古品として出回りやすく

サーフィンの覚えはじめは板に傷を付けたりしてしまいますので

ハードオフさんやセカンドストリートさんなど

リサイクルショップを活用することをおススメします。

 

実際、私が今使っているサーフボードは傷だらけの中古品です。
それでも十分サーフィンできますし、物凄く楽しめて使えております。

 

逆に冬用のウエットスーツ

ウエットスーツだけでなく、グローブやブーツ、キャップなど)
とリーシュコードだけは良いものを買うことをお勧めします。

 

真冬の海は物凄く体力を奪いますので、

安全の為にも体に合った良い素材の物をお使いください。


茨城県以北の親潮エリアはガチで寒いです。

 


●移動手段

移動手段については車がベターです。

贅沢を言えばなんちゃってでも良いので4輪駆動車であると良いです。

FFでもFRでも海に行けないことはありませんが、

海岸近くの砂地にはなるべく近づかないようにしてください。

私自身、なんちゃって四駆からハイブリッド車に変えたのですが

思わぬところでスタックしそうになります。


車を持っていない方などはレンタカーや

友人の車に相乗りされると良いかと思います。

 

●サーフィンができる場所

いわゆるサーフスポットと呼ばれる場所ですが
(ちなみにサーフポイントという表現はポイント=岬ということで
岬の横に波が立つエリア以外では使わないそうですよ。)

 

インターネット上にある情報や

ムラサキスポーツさんをはじめとする全国のサーフショップで無料配布している

「BEACH COMBING MAGAZINE(ビーチコーミング・マガジン)」

www.bcm-surfpatrol.com

に詳しくご紹介されております。

 

 

ただ、地元の方(ローカル)の独自ルールがあったり

地形や波質、海流が初心者には難しい場所などもございます。

 


できればお知り合い、またはムラサキさん等ショップのスクールに入会し

体験してお近くのサーフスポットの雰囲気を知ることが良いかと思います。

 


●海のルール

前項のローカルルールしかり

前乗りしない(サーフィンでは波が立つ頂点に近い者に波に乗る優先権がございます)

波に乗っている人の進行方向にいない・・・など

自由なサーフィンにもルール、マナーがございます。

始めてでは何もわからないかと思いますが

ケガなどしないよう自身を守るためにもしっかりと覚え

楽しいサーフタイムをお過ごしください。

 

 

これらの事は書籍やインターネット上の波情報を紹介されているサイトで

詳しくご紹介されておられますので、実地体験の前に情報収取をしておくと

よりスムーズのサーフィンが始めれるかと思います。

 

私の考えるサーフィンとは

私の考えるサーフィンとは

波に乗ること=自然との調和

です。

 


サーフィンは、自然が作り出す波という現象に

タイミングを合わせつつ推進力を与えた

船(サーフボード)を滑らせて

次々と盛り上がる斜面の上に立つスポーツです。

 

 

沖から浜へ向かってくる波(エネルギーの方向:→)

反り立つことで盛り上がる水面(エネルギーの方向:↑)

斜面を下る板(エネルギーの方向:↓)

 


これらが組み合わさったエネルギーを利用し

波の斜面を「斜め方向」に移動しつつ

板を前後左右に荷重して微調整(トリミング)し

波のパワースポットに居続けて波に長く乗ります。

 


プロは波のパワースポットに居続けるために

トリミングの技術に派手なアクションを組み込みながら

波を乗り継いで、見ている人を魅了します。

 


私のお伝えするサーフィンは、プロのようなものでなく

波のパワースポットを感じ、そのエネルギーをトリミングして

波に乗り続ける(調和する)だけのものです。

 

サーフィンをしたことが無い方にはそんなものなの?と思われるかもしれませんが

ただ斜面を滑り続けるだけでも、日常では味わえない高次元の感覚が得られます。


その非日常を感じるために、私自身が悩み、体験し、考え抜いた

サーフィンの入口をお伝えできればと考えております。

 


なので初級者以上の方がこちらの記事を見ても、

得るものはないかもしれませんのでご了承ください。

 

 

ですが、私自身、つねに自然に合わせて遊んでいる(調和する)だけで、

この上なく楽しでおります。

 

 

その楽しさは

波に乗っている最中は空を飛んでいるようかの浮遊感と、

波がいつ崩れ落ち覆いかぶさってくるかというスリル感、

崩れる波から飛び出すスピード感などが味わえます。

 

 

例えるならば、

 

子供の頃に感じたブランコ+下り坂の自転車に乗った楽しさを100倍にした感じ。

 

オートバイならば峠道のワインディングロードで

カーブとトルクとバンク角がピッタリ合ったときの感覚(×10)

 

が近いかもしれません。

 

 

感覚的に受け取る楽しさが強い(高い?)のは

サーフィンは他のスポーツと違い、ゲレンデやコートといった場が安定しておらず、

同じ波は来ないため、スタートに立つ事自体が難しく、

自身の成長や達成感を得ることが難しいのもあるかもしれません。

 


また、サーフィンは波に乗っている時だけでなく

波の音、風、海のゆらぎや波待ちをしている時に見える

雲の切れ目から差す太陽の光(天使のはしご、天使の階段ともよばれる薄明光線)

スナメリ(イルカの一種)、小魚の影など

普段見ることや体験することがない自然をとても身近に感じられます。

 


自然(神様?)がくれた遊び場(環境)に

無理をしない程度に合わせて

非日常体験を自然から受け取る行為だと考えております。

 

 

これらサーフィンを通じた非日常体験を共有できればと思い

これから記事を投稿いたします。

 

サーフィンを始めたい、初心者を脱出したい方に

どうも波楽comです。

 

ちょっとメタボなアラフィフのおじさんですが、好きが高じてサーフィンを20年以上楽しんでおります。

 

アウトドア系の遊びはなんでも好きですが、この年まで継続して行っている遊びは他にありません。

 

サーフィンをしない人には、サーフィンを始めるのは物凄くハードルが高く思わられ、過去に体験したことがある人からは、20年以上継続していることに驚かれることもございます。

 

私自身は特にサーフィンが上手なわけでもなく、大会等にも出場したことはありません。

 

むしろ20年以上やっていてその程度か!と思われるかもしれません。

 

もともとテストステロン値が低いのか、争いごとは好きではなく、オラオラすることもございません。

 

常日頃、海では人と違うポジションを選び、波に乗れたら乗れなくなる最後まで乗り切るタイプです。

 

通勤電車の中や会社へ向かう道すがら、ついついサーフィンの事を考えてしまいます。

 

こんな私ですが、サーフィンの良さを伝え、また良きサーファーを広めることで海が良い環境になればと考えております。

 

サーフィンを始めたい、始めたけれどうまく波に乗れない、そんな方の一助になればと思い記事をアップします。

 

これからどうぞよろしくお願い致します。